土地形状スキャン06 測位結果改善のための考察

造成

FIX解を増やすために有効と思われること:

ネットサーフィンで調べた情報について

-RTKCONV

・Options – RINEX Ver

3.03推奨とのこと

可読性が高く、navファイルが1つにまとまっているため

ただし、今回の環境ではなぜかRINEX Ver2.11の方が測位結果良好

-RTKPOST

・Options – Setting1

Filter type = Combine

時系列順の後に逆時系列順で測位解を算出

RAIM FDEにチェック

測位演算に悪影響を与える衛星を除外

Elevation Mask / SNR Mask

Rober OBSのPLOTを起動し、SNR/MPモードでSNRやElevationのグラフを見ながら適切なマスク値を決める

※今回の環境では効果なし

・Options – Setting2

Integer Ambiguity Res(GPS) = Fix and Hold

Instantaneous エポックごとに位相バイアス推定値を再計算

Continuous(default) カルマン フィルターを使用して、多くのエポックにわたって連続的に位相バイアスを推定

Fix-and-Hold 現在のエポックから得られた情報を後続のエポックにさらに一歩進めるという概念を取り入れた方式

固定解が有効であると判断された場合にのみ、固定された解から得られた疑似測定値を使用して追加のカルマン フィルターを更新

・Options – Position

Base Station = 「RINEX Header Position」 or 「Average of Single Position」

※今回の環境では結果は悪化。電子基準点のアンテナ位置データを正確に入力する必要があった。

・Options – Output

Output Single of Sol Outage = ON

補正情報や衛星数が不足してKinematic測位が困難な場合に単独測位結果を利用

※今回の環境では効果なし

・Options – Misc

Time Interpolation of Base Station Data = ON

基準局の観測間隔がRoverよりも長い場合に補間

考察と改善策:

RTKPOSTのOption設定により結果改善を図るのは困難と思われる。

電子基準点のデータが30秒毎でBeiDouが使えず、RinexVerも古いため、基準局として利用するには厳しいと感じる。

補正データが5秒遅れるときついという模様。

基準局としてGNSS受信機をもう一台用意し、相対座標を取得する方向を検討したい。

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